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手触り、香り、色、形…

料理をすると体中の感覚が刺激される。

天然や手作り、

人と自然の生み出すものに一定はない。

料理をすれば失敗もする。

失敗すればどうしてだろうと考える。

良くするにはと工夫する。

そういうことが自分力に

繋がってゆくんじゃないか。

カラダと五感で料理に接する。

笑う門には福が来る、

旨い飯には笑が出る。

日本の味、うま味。

素材の出逢いで1+1が7にも10にもなる。

おいしい昆布が育つには、

豊かな山が必要だ。

豊かな山の豊富な養分は海へとつづき、

昆布を滋味深くする。

輝く海では鰹や小魚たちも優雅に泳ぐ。

おいしい出汁を求めることは自然を守ることにも繋がる。出汁のある暮らしは様々なものに恵みをくれるのだ。

料理は食べればなくなってしまう。

形には残らないけれど、食べた人の体になる、力になる。

トントンって包丁の音や、

夕暮れ時の空気に混じり込むごはんの香り…

それらは五感に残る思い出と変わり、その思い出が苦しい時、温かな癒しをくれたりするのだ。

料理にはそんな魅力がある。

滋味とは、地味に通じ、けばけばしさや、華やかな美味をさすのではなく、心を落ちつけ、しみじみと味わうところに湧きあがる美味…

心に通じる味とでも言えましょか…            辻嘉一

昔ながらばかりが良いわけでもない、

時は流れ時代は変わる。

変わらず伝えたいもの、

変わることが必要なもの…

温故知新

フルキヲタズネ

アタラシキヲミツケル。

 

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